さつまいもに含まれる栄養成分「カリウム」について

秋の味覚を代表するさつまいもは、アメリカ航空宇宙局「NASA」も注目するほど、非常に栄養価の高い野菜であり、古来より幾度となく世界各国の飢饉や食糧難を救ってきた野菜なのです。

 

「さつまいもってそんなに栄養があるの?」と驚かれた方も多いかと思いますが、さつまいもには白米や麦などの穀物類と同じく糖質が豊富に含まれており、さらにビタミンB群ビタミンCといったビタミン類カルシウムナトリウムマグネシウムなどのミネラル類食物繊維にさつまいも唯一の栄養成分「ヤラピン」など様々な栄養成分がたっぷり含まれています。

 

なかでも、むくみ解消や高血圧予防に効果的なミネラルのひとつ「カリウム」は、100gあたり380mgも含まれており、肥満で悩む方々のあいだでは高カリウム食品として注目を集めています。

カリウムってどんな栄養素なの?

カリウムとは、主に体内の老廃物や余分なナトリウムを体外に排出させようと促す働きを持つミネラルのひとつです。

 

カリウムは体重1kgにつきおよそ2g存在すると言われており、ナトリウムと協力して細胞の浸透圧を維持しています。

そのため、体内に十分なカリウムが存在すると、不要なナトリウムを体外に排出し、血圧を正常な状態に保とうと働きかけてくれます。

 

しかし、カリウムが不足したり、ナトリウムを取り過ぎてしまうと、カリウムの働きが正常に行われず、高血圧むくみを引き起こし、この状態が長く続いてしまうと、動脈硬化が進行して脳卒中や心筋梗塞などを招きます。

 

また、カリウムは高血圧やむくみを予防するだけではなく、腎臓に溜まった老廃物の排出を促したり、筋肉の収縮をスムーズに行うなど、身体の様々な場面で活躍している栄養成分なのです。


1日のカリウム摂取量

高血圧やむくみを予防したり、身体に溜まった老廃物の排出を促したり、筋肉の収縮をスムーズに行う重要なミネラル「カリウム」の1日の目標摂取量は、成人男性 (18歳以上)で3,000mg、成人女性 (18歳以上)で2,600mgとなっています。

 

カリウムの場合、たとえ過剰摂取してしまったとしても体内に蓄積されることはありませんので、過剰摂取による健康被害が起こることはありませんが、調理中や他の栄養成分などによって失われたり、吸収が妨げられることがありますので、さつまいもなどのカリウムを豊富に含む野菜や果物を摂取する際は、調理食べ方を工夫する必要があります。


さつまいもに含まれるカリウムを余さず摂取するコツ

カリウムは水溶性のため、調理の仕方によってカリウムを摂取することができない場合があります。

では、さつまいもに含まれているカリウムを極力減らさずに摂取するコツは無いのでしょうか。

さつまいもに含まれるカリウムを余すことなく摂取する場合、同じ秋に旬を迎える「」と無添加・非加熱の「純正はちみつ」を組み合わせた爽やかなサラダにしたり、皮を剥いたさつまいもを電子レンジで温め、豆乳とはちみつと共にミキサーにかけてスムージーにすると、さつまいものカリウムを無駄なく体内に摂り込むことができます。

 

もし、腎臓病などでカリウム摂取に制限がある場合、小さく切って茹でこぼすとカリウムの含有量を50%から70%減少させることができますので、さつまいもを食べたくてもカリウムの含有量が気になっていた方は、是非こちらの方法をお試しください。


いかがでしたか。

さつまいもに含まれているカリウムを活かすためには、調理法や食の組み合わせなどに注意を払い、家族にカリウム摂取制限のある方がいらっしゃる場合は、適切な方法で調理を行うようにしましょう。

NASAが認めるほど栄養満点なさつまいもを使った絶品料理で家族や恋人、お友だちを「あっ!」と驚かせてみてはいかがでしょうか。

 

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