サツマイモ名前の由来って知ってる?

物には必ず名前があります。

パッと一瞬で決まってしまう名前もあれば、時間を経て変化しながらその名前が定着する場合もあります。

 

サツマイモはどちらかというと後者の方に入ります。

時代や場所とともに名前を変化させたサツマイモの名前の由来をご紹介します。

薩摩からきた

みなさんもご存じのようにサツマイモの名前の由来は薩摩からきた芋だからサツマイモです。

薩摩というのは今の鹿児島県のことです。

江戸時代の薩摩は江戸より早くにサツマイモの栽培をしていました。

江戸時代の度重なる飢饉の対応策として、薩摩から持ち込んだのが江戸での栽培の始まりと言われています。

今でこそ「サツマイモ」という呼び名は全国で定着していますが、初めからそう呼ばれていたのではないようです。


時代の流れと呼び方の変化

では江戸より先にサツマイモの栽培をしていた薩摩ではなんという名前だったのでしょう?

琉球芋です。

琉球沖縄県)からきた芋だから琉球芋と呼ばれていました。

この流れからいくと、琉球では?の疑問が出てきます。

当時の沖縄ではからいもと呼ばれていました。

これも同じように(当時の中国の呼び名)からきた芋だからからいもです。

でもまだこの時は見た目から赤いも・白いも・紫いもとも呼ばれていました。

他にも甘い芋だから甘藷・砂糖芋などとも呼ばれていました。

このように輸入先の地名を付けで呼ぶことが多かったのです。

しかし次第にサツマイモの栽培が広がりサツマイモに統一されていきました。


さつまいもの名前は他にもイロイロ・・・

からいも→琉球芋→サツマイモの流れだけでは終わりませんでした。

江戸に入ってから徐々に栽培地域を広めていったサツマイモですが、他にも呼び名がありました。

サツマイモのことを調べると「栗よりうまい十三里」という言葉がよく出てきます。

このように甘くて美味しいサツマイモを栗より美味しい芋として十三里と呼んでいたのです。

一説としては、江戸からちょうど十三里の距離にある川越が安くて美味しいサツマイモの産地だったからです。

川越の地名をとって川越いもという名前もあります。

今でも川越にはサツマイモを使った沢山のお菓子があります。

また美味しく頂いたサツマイモの供養と感謝の気持ちを込めた「いもの日まつり」が開催されています。


江戸でも人気だったサツマイモ

このようにサツマイモの名前の由来を調べてみると、サツマイモの通った道筋が見えてきます。

名前にも歴史が詰まっていることを感じさせてくれますね。

今でこそサツマイモという名前に定まっていますが、「からいも甘藷」の呼び方は地域によって今でも残っています。

 

栄養豊富で甘くて美味しいサツマイモは江戸時代でも人気がありました。

この時代からサツマイモは女性の好きな食べ物だったようです。

 

 

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